父④ 緊張と緩和

抗がん剤は先週月曜からスタート予定だったのに、薬が届かなくて?結局金曜から。


放っておいたら1ヶ月持たない、というわりにそんな悠長でいいんですかね!?


私が面会にいったとき、初めて一錠を飲んだあとだった父だが、とくに副作用らしい副作用はその時点ではなく、これまでどおりだった。


まあ、、一錠飲んだくらいでそこまですごい副作用でるんかなそもそも、という気持ちも、外野からすれば否めないが、


強い吐き気、毛が抜ける、むしろ副作用で死期早まる、といった抗がん剤の「恐ろしい描写」は、今や誰でも知っているだろうし、本人、実際かなり不安だったと思う。


ただでさえ気持ち悪いところに、拍車がかかったたら地獄に違いない。


私もかつて不安障害のために薬を飲んでいたとき、猛烈に気持ち悪くなって、吐きこそしないものの、食欲は失せ、みるみる痩せた。という経験アリ。


そのときは、副作用ってこんなにヒドイものなのか、個人差あるって言われたけど、こんなにキツイのがずっと続くのはまじで勘弁してほしい、メンタルの前に身体がやられる!と思った。


結局、私の場合、副作用は1週間くらいで自然に消え、というか身体が慣れたからよかったけれど。


そうじゃなかったら薬は変えていただろうし(実際、あまりにしんどかったので変えて欲しいと訴えたのだが医者に「まだ数日しかたってないから様子見て。どの薬でも副作用はあるから変えても同じかも」と諭されたのです)、また別の苦悩が生まれていた気がする。




抗がん剤を飲んだ結果、効果は、血液を採ってみないとわからないことで、ちょっとくらいの変化だと、身体には現れない、感じないそうだ(薬剤師談)。


本人が不快でないのが一番だから、薬の効きは一旦置いておいて、初歩の初歩としてははよかった、と言える。


薬の名前、薬剤師が言ってて、聞き返そうと思ったけどやめた。わかったところで、素人になす術なし。調べて不安になるより、プロに任せる。



爆弾を抱えながら爆弾を処理しているような状態の父。

医者もどうなるか、誰もどうなるか予測できない。


まったくもって気が休まらない2019年の瀬!泣


よく生きる

不安神経症(疾病恐怖)のリハビリとして他人の死生観を集めたり、役立つ情報を自分のために溜めています。

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