真夜中のゆりかご
スザンネ・ビアの監督作品。
スザンネ作品はいつも「受容」がキーだと思っている。
絶望ーーーー!!!救われねーーー!!!!後味わるううううう
みたいな展開とオチでも、それをまるっと静かに受け入れる主人公がいる。
なので今回も期待を裏切らず、後味は良くはない。
そして今回のを観て思ったのは、
「やっぱり男と女は永遠に分かり合えませんなー!」
ということ。
子供を産む性と、産めない性では、分かり合えないこと、話したところで共感してもらえないことが山ほどあるよね、と改めて。
ま、それをわかったうえで、結婚・出産すればいいじゃん。という。
わかってもらおうなんて思わないで、ただその状況を受け入れる、受け止める。
とはいえ実際自分が、映画のような状況になったら、どうなるかわからんけども。
不安障害になるくらいには真面目かつ完ぺき主義なので、映画以上にひどい展開になることも予想されるな私!笑
英題は「a second chance」でした。謎。
あと、この映画でいいな♪と思ったのは、主人公夫婦の家が、すごくオシャレだったこと。
舞台がデンマークなので、部屋がつねに暗く、電気がなく、間接照明のみでインテリアはウッディ。
でも日本(人)であの家だと、北欧かぶれBEAMS女子・野郎な感じがして嫌。
ひねくれてる~~。
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