終診ヽ(=´▽`=)ノ

きのう通院が終わりました。それにともなって薬もストップ。

これにて、私の不安障害の医学的治療は終りです。


さて振り返ってみようか。


▼2016年9月…何となく腹部左下に違和感を覚えCTを予約

▼10月12日…謎の心臓(胸)の圧迫感に耐えかねて救急車呼ぶ →次第に圧迫感は消え、結論異常なし

▼10月13日…しかし翌日、今度は動悸が止まらずメンタルクリニックへ →薬もらって一旦落ち着く
▼10月14日…以前から予約していたCTをとる →「胃の終りのほうの壁が厚い」という指摘

▼10月19日…CTでの指摘から胃カメラをやる。その場での回答は「胃びらん」。医師から異常はつげられなかったが「生検にだす」と言われたことで(←何らかの異常があったとき生検にだすのは病院的に通常フロー)、「(末期の)胃がんだ」という思い込みが強くなる、検査結果まで食が細り精神的不安と緊張はMAX

▼10月22日…あらゆる「がん」が気になりだして乳がん検診にもいく。結果異常なし

▼10月27日…生検の結果異常なし。ここで不安は全て消えるはずが、どこか医者が信じられず、まだ胃がんの恐怖から離れられない

▼11月2日…10月から始まった動悸は治まったはずなのに再発。眠れず、食べれない状況へ悪化し再度メンタルクリニックへ。極度の不安状態(強迫性不安障害、心気症気味)といわれ、投薬スタート


しかし薬の副作用か強烈な胸焼けが始まり、食は細るいっぽう。さらに動悸も強くなり「これが一生続くなら死んだほうがマシ」までいく。

薬を変えようと思ったが、結局どの薬を飲んだところで副作用は避けられそうになかったため、我慢して飲み続けた。結果だんだん副作用は薄れ、平行して受けていたカウンセリングの効果もあって、じょじょに体調は復活。


で、2017年。

▼2月8日…一進一退しつつ回復に向かっていたものの、痔をきっかけに「大腸がん疑惑」が自分の中で浮上。人生初の大腸カメラへ。幸か不幸かポリープが2つ見つかりその場で切除。切除できてる時点で、悪性の可能性は低いし、医師も「ふつうはできるの40代から増えるけど、30代でもまああることだし良性がほとんど」言われるが、再び死の恐怖に怯える。

▼2月16日…生検結果は良性。胃カメラのときほど極端な考えにはいたらず、なんとか平常心を保つ。


……ぐったり。

もうぐったりだよ!!!笑


思い出して書いてるだけでもぐったりしてくる、この私の、疾病恐怖への異常な熱量。
よくもまあここまで熱心に病気のことばかり考えていられたな~~~と、今の私なら思えます。

本当に病気だったんだなあ。(遠い目)


まさかこの私が、メンタルクリニックに行ってしまうレベルの精神疾患にかかるなんて、誰も思わなかったと思うし、自分がいちばん驚いているけれども、今では、動悸がどんな感じだったのか思い出せないほど、元に戻りました。


もう二度とあんな思いはごめんだけど、病んだ後と前では、世界が違って見えるのは確か。


仕事してるとき、人としゃべっているとき、ご飯食べてるとき、朝起きて目覚めたとき、何でもないようなことに、感謝としあわせを感じるようになりました。

「普通に生きることがどれだけ難しいか」。

頭では理解していたことが、細胞レベルでわかるようになります。これホントよ。


不安障害は私の性格から生まれたものなので、この要素は一生消えないけど、つきあい方はわかったし、これも含めて私だからな、という諦めがついたことは、病気になって得た宝です。

よく生きる

不安神経症(疾病恐怖)のリハビリとして他人の死生観を集めたり、役立つ情報を自分のために溜めています。

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